赤ちゃんに必要なミルクの量は?足りてないサインとは?母乳とミルクの混合栄養でおっぱいを補う方法も解説!

・ミルクってどのくらい作ればいいの?
・ミルクと母乳の混合配分は?
・母乳にミルクを足す量はどのくらいなの?
・ミルク足りないサインは何?
・どうやってミルクを飲ませればいいの?
・いつまでミルクを飲ませればいいの?

その疑問にお答えしていきます!

 

混合栄養でおっぱいを補う!ミルクはどのくらい足せば良いの?

新生児のミルクの量と回数

●ミルク育児 の場合

新生児期には1日に6~8回が適切な量だと言われています。
赤ちゃんの月齢や大きさによって、決められた回数と量を与えるようにしましょう。
ミルクを飲ませる量は、月齢によってミルクのメーカーが細かく設定しています。

生後1週間~2週間:80ml

生後2週間~1ヶ月:80ml~120ml

※それぞれ1回分

与える時間の間隔:3時間以上

あくまでも目安です。赤ちゃんの様子をみて、いらないようであれば無理に飲ませる必要はありません。

 

●混合育児(ミルク&母乳 ) の場合

ママによって母乳の分泌は様々で不安定。そんな時は、母乳とミルクを両方飲ませる混合育児です。
まだ小さいうちから混合にしておくと、ママの代わりにミルクをあげられるので、ママの負担が少なかったり、哺乳瓶に慣れてくれたり良いことがあります。

混合育児の場合は、母乳を先にして、ミルクを足すようにしましょう。母乳とミルクをあげる順番を反対にすると、腹持ちが良いため、ミルクでお腹がいっぱいになってしまいます。

混合育児で重視したいのは、母乳の分泌量を減らさないように調整してミルクを与えることです。

新生児では、足す量は30ml~40mlまでとします。ミルクの回数が多いと、母乳を飲まなくなってしまうことがあります。

生後1週間~2週間:母乳40ml + ミルク40ml

生後2週間~1ヶ月:母乳40〜80ml + ミルク40ml

※それぞれ1回分

与える時間の間隔:3時間

 

●母乳育児

母乳の場合は、基本的には赤ちゃんが泣いて、欲しがった場合に授乳するやり方です。3時間おきくらいが一番多いと言われていますが、目安としては1日8~10回程度。片方約5分~約10分あげれば良いとされています。

赤ちゃんによって一度に飲める量が違いますし、欲しがる回数も異なります。消化吸収が良いので、多い場合は授乳回数が1日に12回を超えることもあります。

 

■調乳量の目安
※参照:株式会社明治  Q&A混合栄養にする時は

月齢 基準
体重
1回当たりの
調乳量の目安
1日当たりの回数の目安
授乳 離乳食
〜1/2(ヶ月) 3.0(kg) 80ml 7回
1/2〜1 3.8 80ml〜120ml 7回
1〜2 4.8 120ml〜160ml 6回
2〜3 5.8 120ml〜160ml 6回
3〜5 6.8 200ml 5回
5〜7 7.7 200ml 5回 1回
7〜9 8.3 200ml 5回 2回
9〜12 8.8 200ml 5回 3回

 

一番初めの子育ては、赤ちゃんへの授乳。初めて飲んでくれた時の感動は忘れられないものです。
母乳育児、混合育児、ミルク育児、さまざまな方法がありますが、赤ちゃんのことが少しわかってくるようになるまで、気になるのは赤ちゃんに母乳やミルクが足りているのか…

お腹はいっぱいそうなのに泣くのは足りてないから?
成長に十分な量が摂れているのか、など心配は尽きません。

赤ちゃんのおでこに、空腹バロメーターがついていれば、どんなに楽か・・・。
なんて考えたこともありました。そんな心配ママのために、赤ちゃんに必要なミルクや母乳の量の目安と、赤ちゃんにミルクが足りているかどうかのサインなどについてまとめました。

 

赤ちゃんのミルクが足りているのか、足りないのか?そのサインは?

ミルクや母乳をあげていて、量が足りているのか?
ミルクをもっと足した方がよいのか?飲みすぎではないか?
などの判断はなかなか難しいです。
赤ちゃんがくれるサインを見逃さないようにしましょう!

 

ミルクが足りているサイン

・おしっこが1日に6回以上出ている
おしっこが出ていればきちんと量が飲めているというサインです。

・うんちが1日5~7回出ている
目安です。個人差もあり、1日1回出ていれば良いとされています。

・赤ちゃんがご機嫌
お腹がいっぱいで満足していれば、比較的機嫌の良い時間が長くなります。

・体重の増加が順調
新生児の体重は1日20g~30gの増加があれば大丈夫と言われています。

20gは母乳育児、30gはミルクで育っている赤ちゃんの平均値です。

 

ミルクが足りないサイン

・おしっこの回数が少ない
1日のおしっこの回数が6回出ていない場合は、哺乳量が足りないかも。水分量が足りないとおしっこの色も濃くので注意してみてみましょう。

・便秘気味
赤ちゃんはうんちの水分も多いので、哺乳量が少ないと便秘になってしまう事があります。

・機嫌が悪く、よく泣く
ミルクや授乳の後でも赤ちゃんのご機嫌が直らずに泣いている時には、哺乳量が足りていない可能性があります。

・体重の増加が少ない
しっかりミルクを飲んでようでも、実は、飲めていないということも。

 

ミルクの飲みすぎのサイン

・吐き戻しをする
飲んだ後に吐き戻す、口からミルクや母乳をたらす様子が見られる時は、飲みすぎの可能性があります。

・うんちの量が多い、便秘
飲みすぎると、消化するのに負担がかかってしまいます。

・機嫌が悪く、よく泣く
飲んだ後なのに泣いてしまうのは、飲みすぎて苦しがっていることもあります。

・急激な体重増加
赤ちゃんの体重の増加が1日に50g以上と急激に増える場合があります。

 

赤ちゃんが泣くのは、お腹がすいていることだけが理由ではありません。抱っこしてほしかったり、気分が晴れなかったり、寝苦しかったり。飲みすぎサインがでたら、まずはミルクではなく、あらゆることを試した後に、ミルクをあげるようにしましょう。
新生児の時期は、吸啜反射※で与えただけミルクを飲みます。過飲症候群になることがありますので注意が必要です。

※吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)は、新生児に備わっている「原始反射」と呼ばれる反射の1つです。 新生児の口に指を触れた時に吸いついてくる反応のことを吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)と呼びます。 新生児は「脳」の発達が未熟なために体のいろいろな部分に対し「脳」から指令を送って動かすことができません。

吐き戻しが多かったり、苦しそうだったりといった状態が長く続くときには、小児科医などに相談してください。専門家に相談するのが一番です。

 

ミルクの作り方と飲ませ方

注意:ミルクを飲ませる際、ミルクの温度と授乳後のゲップに気をつけましょう。

ミルクの温度は何度が良いの?

赤ちゃんに飲ませるときのミルクの温度は、人肌になるくらいが目安です。
ミルクを溶かす際は、沸騰後に少し冷まして70度程度にしたお湯を使いましょう。

赤ちゃんに飲ませる直前に、ミルクを腕の内側に落として、やや熱く感じる程度にまで調整して下さい。

STEP1:最終的に作る量の半分程度まで哺乳瓶に入れて、粉ミルクを溶かします。
STEP2:残りの半量のお湯を入れます。
できたミルクは、冷水の入った容器に入れて軽く振るか、哺乳瓶に直接流水をあてて冷ましましょう。

哺乳瓶の素材は、プラスチック製よりガラス製の方が、熱を伝えやすいため早く冷めます。搾乳母乳をぬるま湯などで少し温める際にも便利です。

 

母乳の飲ませ方

① ママの手を洗い、乳首を消毒します。

② 赤ちゃんの口の高さと乳頭の高さを合わせ、体が向かい合うように抱っこします。クッションやタオルなどを利用するといいでしょう。

③ 乳首だけではなく乳輪までふくませ、おっぱいで赤ちゃんの鼻をふさがないように、指で押さえます。

④ 片方5分くらいずつを目安に、必ず両方のおっぱいをのませます。

⑤ おっぱいと一緒に飲み込んだ空気を吐き出させるために、必ずゲップさせます。赤ちゃんを立たせるように抱き上げ、背中を下から上にさすったり、軽くたたいてみましょう。

⑥ 授乳後は、残ったおっぱいをよくしぼって、乳房をカラにしておくのが、おっぱいの出をよくするコツです。

 

ミルクの飲ませ方

ミルクの時間は、ママと赤ちゃんのスキンシップです。
大好きなママとコミュニケーションがとれるミルクの時間は赤ちゃんにとっても大切な時間です。

喉の筋肉が発達していないので必ず抱っこしてあげましょう。

②話しかけながらゆっくりとミルクを上げて下さい。
抱っこした赤ちゃんと目を合わせ、笑顔で話かけながら、ゆったりした気分で飲ませてあげましょう。
③哺乳びんは傾けて、乳首の部分がいつも満たさせている角度に。
飲み終わってもすぐに乳首を離さず、しばらく抱っこしていてあげましょう。
必ずゲップをさせて下さい。
哺乳びんの場合、ミルクと一緒に空気を飲み込みやすいので、授乳のたびに十分ゲップをさせます。ゲップが出にくいときは、頭を横向きにして寝かせます

 

飲ませたらゲップをさせる

赤ちゃんは、母乳やミルクと一緒に、多くの空気を吸い込んでいます。
お腹に空気をためたままにしておくと、苦しくて機嫌が悪くなったり、飲んだものを吐き戻すこともあります。

新生児は自分でゲップができないため、基本的に毎回の授乳後にゲップをさせてあげる必要があります。

ゲップを出すタイミングは授乳後が一般的ですが、授乳中の方が出しやすいという方もいます。ゲップは、赤ちゃんの背中をさすったりやさしく叩いたりして出すのが基本です。

すぐに出る場合もあれば、10分以上かかることもありますが、待っていればほとんどの場合は必ず出ます。赤ちゃんの姿勢は、縦抱きする方法、膝に座らせる方法、うつ伏せに寝かす方法の主に三つがあります。ゲップが出やすい体勢を見つけてあげましょう。

 

いつまでミルクを飲ませればいいの?卒乳の時期はいつ頃か

おっぱいをさよならする日。それはいつかやってくるものです。
ママにとってはちょっと淋しい反面、わが子の成長の証のひとつとして喜ばしいことでもありますね。

厚生労働省の授乳・離乳支援ガイドには、1歳6ヶ月頃までに離乳を完了するよう推奨しています。 しかし、以前のように断乳を勧められるということはあまりありません。 検診でも母乳を飲んでいるかどうかの確認をされるだけにとどまっているため、おおよそ1歳半~2歳の間に赤ちゃんのペースに合わせながら離乳を進めていきましょう

離乳食が完了し幼児食に移行する1歳6カ月ごろが目安と言われていますが、2~3歳になっておっぱいをほしがっていても、離乳食や幼児食もちゃんと食べて体も成長し、ご機嫌な状態であれば、吸わせていて大丈夫です。おなかが空いたからではなく、ママとのコミュニケーションや安心感を求めているケースも少なくないからです。自我が目覚めればいつかは必ず卒業するものですから、無理せず自然にまかせてもよいようです。

 

まとめ

新生児のミルクの量と回数

●ミルク育児 の場合

生後1週間~2週間:80ml
生後2週間~1ヶ月:80ml~120ml
※それぞれ1回分×6~8回が適切な量
与える時間の間隔:3時間以上

●混合育児(ミルク&母乳 ) の場合

母乳を先にして、ミルクを足すようにする。
生後1週間~2週間:母乳40ml + ミルク40ml
生後2週間~1ヶ月:母乳40〜80ml + ミルク40ml
※それぞれ1回分×6~8回が適切な量
与える時間の間隔:3時間

●母乳育児

1日8~10回程度。片方約5分~約10分。

ミルクが足りているるか、足りていないか?

●ミルクが足りているサイン

・おしっこが1日に6回以上出ている
・うんちが1日5~7回出ている
・赤ちゃんがご機嫌
・体重の増加が順調

●ミルクが足りないサイン

・おしっこの回数が少ない
・便秘気味
・機嫌が悪く、よく泣く
・体重の増加が少ない

●ミルクの飲みすぎのサイン

・吐き戻しをする
・うんちの量が多い、便秘
・機嫌が悪く、よく泣く
・急激な体重増加

ミルクの作り方

ミルクの温度は、人肌になるくらいが目安。
ミルクを溶かす際は、沸騰後に少し冷まして70度程度にしたお湯を使う。
ミルクを腕の内側に落として、やや熱く感じる程度にまで調整する。

STEP1:最終的に作る量の半分程度まで哺乳瓶に入れて、粉ミルクを溶かします。
STEP2:残りの半量のお湯を入れます。
できたミルクは、冷水の入った容器に入れて軽く振るか、哺乳瓶に直接流水をあてて冷ましましょう。

ミルクの飲ませ方

①必ず抱っこする。
②話しかけながらミルクあげる。
③哺乳びんは傾けて、乳首の部分がいつも満たさせている角度にする。
④必ずゲップをさせる。

いかがでしたでしょうか?
個人差が大きいのが赤ちゃんの成長です。
赤ちゃんから出されるサインを参考にしつつ、ミルクの飲み具合などで心配があるときは、ためらわずに小児科医や保健師さんなどに相談するようにしましょう。

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