初めて寝返りをした時の感動は今でも忘れません。偶然にも、パパも一緒にいたときの出来事だったので、それはそれは喜びました。
寝返りは、産まれてからずっと寝てばかりだった赤ちゃんが、初めて起こす大きなアクションです。
母子手帳にも「初めて寝返りをした日」を書き込む欄があります。
パパやママにとっても、わが子の初めての寝返りは成長を感じられるうれしいものです。
「うちの子はいつかな」と心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、寝返りを始める時期についてお話します。
赤ちゃんが寝返りを始める時期
赤ちゃんが寝返りを始めるのは、だいたい5か月から6か月頃とされています。
この頃の赤ちゃんは
・筋肉がついて、うつぶせの姿勢で頭をあげるのが安定してくる
・興味のあるものに目を向け、手を伸ばす
・泣くだけでなく、笑ったり怒ったりと感情が豊かになってくる
・離乳食が始まり、早い子は歯が生え始める
のような成長が見られます。
7か月になると多くの子が寝返りをするようになります。ですが、7か月までに寝返りをしなくても心配はいりません。
早い子、遅い子で寝返りをするのに5か月以上の差がある場合もあります。5・6か月頃のスタートというのも、あくまでも平均と考え、のんびり見守ってあげましょう。
赤ちゃんが寝返りをしない理由
「寝返りをしない子もいる」と言っても、その理由は実にさまざまです。
赤ちゃん自身の性格や好みの問題もありますが、生活の中に寝返りを妨げる要因がある可能性もあります。
・ぽっちゃり大きめ赤ちゃんは身体の重さが原因
大きめ赤ちゃんは寝返りが遅くなる傾向があります。重くて寝返りできない・・・
私の甥は赤ちゃんの頃、とても体が大きかったのですが、まるで寝返りなんてする気がないといった感じでド~ンとしていました。
小学生の今ではとても運動神経が良いので、遅いからといって心配する必要はありません。
・服の着せすぎ
寒い季節は風邪をひかないか心配で、ついつい厚着をさせてしまいがち。何枚も重ね着した状態では、赤ちゃんは上手く身体を動かすことはできません。部屋を暖かくして、身軽な服装にさせてあげるのもいいですね。
・抱っこ好きで床で遊ぶ時間が少ない
抱っこやバウンサーで過ごすことが多い場合は、パパやママが意識して床で一緒に遊ぶ時間をつくってみましょう。赤ちゃんがご機嫌なときに床に降ろしてみて、機嫌を見ながら一緒に遊んでみましょう。もし嫌がったらすぐにやめます。寝かされるのが嫌だといって、余計に寝返りから遠のきます。
寝返りが早い子に注意してあげたいこと
早ければ3、4か月に寝返りする子もいます。「こんなに早く寝返りしてくれた!」とうれしい気持ちになりますが、行動範囲の広がった赤ちゃんの安全を確保するため、パパ・ママはしっかり対策をとりましょう。
・乳幼児突然死症候群に注意!夜は寝返り防止対策を
睡眠中に赤ちゃんが突然亡くなってしまうという恐ろしい病気です。
原因不明なので確実な予防法はありませんが、1歳になるまでは仰向けに寝かせると発症率が低くなるとされています。
お昼寝をしているときや夜寝ているときなど、赤ちゃんが眠っているときはできるだけ同じ部屋にいて、こまめに様子を見てあげましょう。
寝返り防止まくらやクッションなども販売されているので、ぜひ活用してください。
・柔らかいものを近くに置かない
寝返りによる窒息に対する予防策として、赤ちゃんのねんねスペースにぬいぐるみや柔らかいタオルなどを置かないようにしましょう。
大人用の柔らかい布団で寝かせることも危険です。寝かせるときは必ずベビー用布団を敷いて窒息のリスクを軽減しましょう。
赤ちゃんが足を持ち上げたら寝返りの合図
首や腕、腰など身体に筋肉がついてくると、赤ちゃんは寝返りの準備を始めます。寝返りの仕草が見られたら、パパやママは見守りつつ、ときどきお手伝いをしてあげましょう。
・足を持ち上げて足をつかんだり、なめたりする
・お尻を左右にコロコロと動かす
・腰をぐっとひねり横向きになり、身体を反らせる
こんな様子が見られたら、いつ寝返りをするか分かりません。必ず安全な場所に寝かせてください。
コツがつかめず苦戦している子に手助け
寝返りしそうなのになかなか自力でコロンと寝返りをすることができない赤ちゃんには、大人が少し手を貸してあげましょう。
・お尻を支えながら、持ち上げた足をもう一方の足をまたぐように移動させる
・腰をひねった時に、お尻を支えてあげる
・うつぶせの状態になったら、身体の下敷きになっている腕を抜いて、前に出す
一度できるとなぜかその瞬間から何度もできるようになるのが不思議です。
まとめ
寝返りが始まる時期は5か月から6か月頃と目安はありますが、あまり気にしないでわが子の成長を見守りましょう。
寝返りをしないこと以外にも身体の成長で気になる点があったり、他の子供と比べてどうしても成長に遅れを感じて気になったりという場合は、かかりつけの医師に相談をしましょう。